今日から、体型別シルエットの話を広げていきたいと思います。
↑こちらの記事で、
あなたに似合うシルエットやコーディネートを決めるのは
「体型」と「キャラ」だと書きました。
１に体型、２にキャラクター（個性）です。
逆ではありません。
「まずはじめにあなたがなりたい女性をイメージしましょう」
てなことを書いてあるファッション本がわりと多いのですが、
私はそうは思わないんですよ。
なぜって、かあちゃんがいくらなりたくても
吉田羊にはなれないじゃない？
タヌキ顔だし。
壇蜜にはなれないじゃない？
貧乳だし。
目指すだけムダだと思うんですよ。
自分以外の誰かになろうとしたって仕方がないものね。
だから、まずその人の「体型」ありきだと、
かあちゃんは思っています。
特に９号以外のサイズのかたは
どうしたって、体型的に難しいシルエットがありますから。
それは、可能性がせばまることではなく
あなたの個性を生かすことなんだ、って思ってほしいな。
さて、とはいえその人らしい着こなしを作っていく上で
ざっくりと
「男子っぽい」雰囲気が好きなのか
「女子っぽい」雰囲気が好きなのか は無視できません。
外見や体型に関わらず
どちらかというと、女性らしい服装のほうが落ち着くのか
それとも、マニッシュな服装のほうがしっくりくるのか
それはあなたの感性であり持ち味だからです。
（マスキュリンとかフェミニンとか、いろんな言い方があるけど
わかりやすいので、かあちゃんは
「男子」「女子」ということにしますね。
ジェンダー差別では決してありませんので）
かあちゃんの場合を例にとると、
みなさんのご想像通り「男子っぽい」服が落ち着きます。
パンツ、ジャケット、シャツ。
男物の服にあるようなディティールが好き。
ただし、いくら「男子っぽい」服が好きだからだと言って
「男子１００％」にしてはいけません。
配分は男子８、女子２くらい。
たとえば今日着ていたこちらの服。
レザージャケット、パンツ、Vネックセーター
メインの服は、「男子」です。
ビッグフェイスの腕時計も「男子」
ポインテッドウーのボルドーパンプスと
ゴールドのアクセサリーが「女子」です。
男性はあまり身につけないアイテムは「女子」だと思ってね。
「男子」メインで、「女子」をちょっと混ぜる感じです。
着るとこんな感じ。
男子っぽい服の上に、おばちゃん頭がのっかるから
これでちょうど女子２割くらいじゃありませんか？
１本の腕の中にも男女を混ぜます。
ビッグフェイスの時計が「男子」
ネイル、リング、バングルが「女子」です。
逆に「女子」をメインにしたいかたは
フレアスカート、タイトスカート、レースなど
女性らしいアイテムを８割持ってくる。
でもバッグだけはかっちりとした黒いバッグにするとか
装飾のないシンプルなジャケットをはおるとかで、
「男子」を２割ほど混ぜます。
そうすると、着こなしがピリッとひきしまり
女性らしいディティールがぐっと目立つようになります。
なぜそうするか、わかりやすい例を出すと、
宝塚の男役と女役。
男役は、リーゼント、テーラードスーツ、ストレートチップシューズ
女役は、ウェストをしぼったドレス、リボン、ハイヒール など
どちらも男女混合比ゼロの、純正１００％です。
すべての役を女性が演じているわけですから
男性は男性らしさを、女性は女性らしさをより強調しないと
舞台上で、差が伝わりづらいからなのね。
純正１００％も、これはこれでちゃんと
「スタイルのある人」なわけだけど
もしも私たちの同僚で
リーゼントとテーラードスーツで出勤する女性とか、
縦ロールに巻いたヘアにリボンをつけて
フラワープリントのAラインドレス着てあらわれる女性とかがいたら
ちょっと違和感感じるかもしれない。
だから、適量混合すると落ち着くのです。
「スタイルがある人」にならない最大の原因は
この比率が一定じゃないから。
毎日コロコロ印象が変わって、
軸が定まっていない感じがしちゃうのね。
もしあまりこのことを意識したことがなかったら
朝コーディネートが完成したとき、鏡の前に立ち
男女比率を点検してみてくださいね。
あら、書きたいことがありすぎて
全然体型別の話じゃなくなっちゃったわ。
ごめんなさい（汗）まだまだ続きます。
そうそう、体型による服のお悩み、大募集中です！
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3コメント
2016.10.23 12:08
2016.10.21 10:06
2016.10.19 21:19