「そうだ。ぼうし、かぶろう」帽子をとりいれる秘訣とは

かあちゃんは、植松晃士さんが好きです。

一度でいいからヒルナンデスで

 抜き打ちファッションチェック! してもらって

ピンクの棒でツンツンされながら

「おブス〜!」とか言われたい。(笑)


なぜたくさんいるスタイリストさんの中で

植松さんが好きかというと

必ず「男目線」をいれるからなの。

この人オネエ言葉使ってるけど、視点はいい意味で男。

銀座お寿司デートとか

房総お花見デートとかで

ご主人や彼氏が、奥さんや彼女にどんなことを望んでいるか、

場にふさわしい女性らしさとはなにか

鋭く解説するところがいつもすごいなあと思う。



自分が好き!って思える服を着るのも大切だけど

周りの人を楽しくさせたいとか

場にふさわしいおしゃれで、

みんなを盛り上げたいっていう他人視点は

ファッションに欠かせないよね。

例えば、若いお嬢さんが新婦友人として結婚式に招かれたとしたら

黒のシックなドレスより、

華やかで若さあふれる装いをして

さらにおめでたい雰囲気を盛り上げてくれたら嬉しいですもの。




この週末は、家族で箱根に小旅行。

ダンナのコボちゃんが

(↑バリバリ業界人なので顔出しはできませんが、名前だけつけとく 笑)

かあちゃんの誕生日にと企画をしてくれまして

我が家の家族が節目でよく訪れる

宮ノ下の富士屋ホテルに滞在しました。


創業135年。

過去の宿帳をみると、

ジョンレノン、チャップリン、ヘレンケラーなど

皇族、政治家、著名人も数多く宿泊した

歴史と趣のあるクラシックホテルです。







この格式あるホテルで何を着てすごそう・・

真っ先に思ったのが

「そうだ、ぼうし、かぶろう!」です(笑)




女性の正装には欠かせない帽子。

夏は日除けで使うけれど、冬は使わないというかたも多く

「どうも似合わなくて・・」

と苦手意識のあるかたもいますよね。


だからこそ実は簡単です。

いつもの服に、なにかの帽子を足し

きちんと感のあるヒール靴を合わせるだけで

ちょっとコンサバな、凝った着こなしに見えるので

手っ取り早く「ちゃんとおしゃれしてきました」感が出ます。



え?帽子が似合うようになるコツ?

たくさんかぶって

「似合うと思い込む」ことだと思います。(笑)




帽子に

白いニットのセーター(plage)とスカート(ZARA)をプラスし

リラックス感と、よそ行き感を出そうと思ったら・・・



娘も同じことを考えたらしく、

どんかぶりしました!

娘が着ている白いモヘアのニットは ↓ このときGUで買ったもの。

娘とGU実況中継。プチプラの賢い利用法3つのコツ

このニット、毛抜けもないし毛足も寝てこないし

プチプラ以上の価値があったみたい。




白ニットが娘とかぶったところで、

もうひとつポイントをつけ加えるなら

冬の白をリッチに見せるのは

「あったかそうにみえる」こと。

冬のオールホワイト、

素材をコットンとか麻などの夏素材をえらんじゃうと

寒々しい感じになるから、避けて

アンゴラ、モヘヤ、ファー使いなど

起毛素材で見るからにあったかそう、っていうのがいいよね。




オールホワイトの上下に

先日ブログで書いた、ストールを羽織ったり

シャネル本店から尻尾を巻いて逃げ出した黒歴史




外では、いつも着ているグレイのコートをアウターに。




アウターまで全身白だと、

なにかと緊張しそうだし

それに顔の丸いかあちゃんがやると

オラフになっちゃいそうだから。




ところで、娘のベレー帽を見てたら

無性にかぶりたくなってきたので

翌日はお互いの帽子を取り替えっこしてみました。

さらにコスプレ化がすすむその様子は、

また明日!

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ワコモナミ

16年間のアパレル勤務後、フラワーアレンジやブーケの押し花を制作する(有)モナミアンドケイを立ち上げ起業。「DRESS」で『デキる女の決断クロゼット』他コラムを連載中。https://p-dress.jp/keyword/key_2765

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