よっぽど秋冬ものが売れてないのか
12月に入ってから続々とプレセールのDMが届きます。
限られた予算をどう振り分けるか
思案のしどころですね!
かあちゃん、ここで
福袋についての過去の行いを告白したいと思います。
アパレル時代、かあちゃんは
「タケ◯キク◯」というブランドの管理を担当したことがあり
12月になると、体育館のようにだだっ広い展示会場に
このブランドの子供服の在庫をずら〜っと並べて、
福袋を作ってました。
それも毎年300袋〜500袋!
子供服って、70、80、90・・とサイズが小刻みでしょ?
だから組み合わせ考えるの結構たいへんなのよ。
最初はノリノリで
「このパンツにこのトレーナーとシャツを合わせて
靴はこれで・・きゃ〜可愛い!」
とか楽しんでやってるんだけど
さすがに300袋も作ってると、
コーディネートのつじつまがあわなくなってくる。
最後は「赤いパンツに黄色いシャツに緑のシューズ」
なんていうとんでもない色合わせのコーディネートを作って
適当に服を袋に突っ込んでしまったこともありました。
あの信号コーデのはいった福袋買った人、ごめんなさい(泣)
今ここで、そのことを懺悔いたします。。。
開き直るわけじゃないんですけどね、
SALE品、福袋はやっぱり「売れ残り在庫」です。
なにがしか、「ウケない理由」があって残っていることも多い。
それと服は、
「作られて何ヶ月経っているか」で商品価値が変わります。
例えば、9月に作られ店頭にならんだ服は
今月で生まれて3ヶ月、
来年の3月ごろのファミリーSALEに出されるころには
生まれて6ヶ月になってます。
なかには、1年〜2年前の在庫を、
ファミリーSALEに紛れ込ませているメーカーもある。
だから、シーズン終盤のSALEはOFF率も大きいわけよね。
もう一つ気をつけなきゃいけないのは
SALE終盤になればなるほど商品が雑に扱われ、
痛んでくるということ。
アパレルとしては、古くなる前に在庫をなくしたい!
という気持ちからディスカウントするわけで
そのあたりの事情をしっかりわかった上で
いつ、何を買うか、しっかり作戦立てたいよね。
そこで!SALEで気をつけたいポイントについて
3点ほど上げてみたいと思います。
①在庫年数が関係ないものを選ぶ
要するに、昨年ものであっても
あと数年で急激に古くさくなったりしないもののこと。
例えばプレーントゥのパンプスなんて、
そんなに急にデザインは変わらないじゃない?
なんなら、去年ものの靴なら80%OFFとかで買えるかも。
黒のベイシックカラーのパンプスはSALEに出ないことも多いけど
今年多かった、ボルドーやからし色やグリーンのパンプスなんて
どうせ秋には繰り返し出てくるから、
底値で買えたらラッキーだと思う。
ただし、痛み具合のチェックは慎重にね。
②試着が必要ないものを選ぶ
「いらっしゃいませえええええ〜」って
大声で店員さんが叫んでいるお店の中で
長蛇の列ができた試着室に並ぶの、疲れるよね〜。
ついつい面倒になって、試着せずに買って失敗・・。
そんなことにならないために、
冬SALEの狙い目はずばり、試着のいらない
「手袋」「マフラー」「ストール」類だと思う。
通常価格で買うとやたら高いし
ストールなんて、それこそ流行りがないですもん。
③初めての店には行かない
それでも服を買いたいの!
特にボトムスを買いたいの!というときは
何度か買ったことがあって、サイズ感がわかっている店に行きましょ。
サイズ感があらかじめわかっていると、選びやすいですよね。
④クロゼットマップを点検してから!
SALEでありがちな失敗、
「必要な服」を買わずに「欲しい服」を買っちゃうパターン。
もしお仕事で毎日でも着たいベイシックな白ブラウスがない・・
などのことは、クロゼットマップを作れば一目瞭然です。
最優先して補充しなきゃいけないものは何か点検してから、
SALEにいきましょうね。
それと、「タンスのこやしグループ」も再チェック。
「いっつもこういう服を買っちゃって、結局使えないよ〜!」
となりがちなパターンの服を、頭に叩き込んでからいけば、
同じ失敗を繰り返さずにすむからね!
クロゼットマップについて、詳しく知りたいかたは
カテゴリー「クロゼットマップ」をご覧ください。
みなさまのSALEのご健闘を祈ってます!!
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