クロゼット向上委員会でお会いした女性の
なんと半分近くのかたが、カラー診断とか骨格診断とか
スタイリングのプロからのアドバイスを
受けたことがある、ということがわかりました。
「で、どうでした?」ときくと
自分に似合う色はわかった、
でも、選んでくれた服やスタイリングは
いまひとつピンとこなくて。。。
とおっしゃるかたがすごく多くて
プロのアドバイスのはずなのになんでだろ?
と不思議だったのね。
どうやら、
「素敵に服を着る理由」が共有できてない
っていうのが原因らしい、ということが見えてきました。
アドバイスのピントがはずれる原因は2つあって
1つは「目指す方向ミスマッチ」
例えば、ご相談者が婚活中で
素敵な彼氏に巡り会いたい、そして幸せな結婚をしたい
って思ってるのに
アドバイスする側は、仕事できそうなキャリア女性
を勝手にイメージしてたりね。
もう1つは「持ち味ミスマッチ」
人には、似合う色似合わない色以外に
優しい声とか、誠実そうとか
一瞬で人に伝わる、その人の持ち味や雰囲気がある。
清楚で柔らかな雰囲気の女性が
いくらピンクが似合うからって
夜蝶さんみたいなキラキラピンクはダメでしょ〜。
今の自分と、なりたい自分をむすびつけ
目指す方向へと導いてくれるような服に出会いたいですね!
出典:https://jp.pinterest.com/pin/227994799863675001/
さて、今日ご紹介したいのは、男性服の本です。
日本ベストドレッサー賞の選考委員でもある
ファッションプロデューサー、服飾専門家の
しぎはらひろ子先生の新刊です。
さきほどの例を
スタイリストがあなたで
アドバイスを受ける人が、あなたのご主人や彼だと思ってね。
だんなさまの服を選んであげるとしたら
どんなことをイメージしますか?
休日にお友達家族とBBQしても、恥ずかしくないパパ?
いかにもエグゼクティブなビジネスマン?
スーツなんてなんでも一緒だから、サイズが入ればなんでもいい?!
しぎはら先生は、メンズの服をこんなふうに定義しています。
(引用)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
男性、特にビジネスマンに必要なスタイリングとは
その服を身にまとった人物が
「一目で何者かがわかる」ということである。
つまり知性や専門性、立場といったことはもちろん
自身のポリシーや理念といった内面性が
表現された外見を作り上げるということだ。
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それから、イタリア、イギリスでは
スーツを買いに行く時には女房を連れて行くな
と言われているそう。
なぜなら女性は自分の趣味で男の服を選ぶから。
この本では
(引用)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
重要なのは、その服を着た姿が
「理想のパパ」ではなく
「仕事ができる男」
「稼ぐ男」
に見えるかどうかだ。
笑い話だが、女性が集まると
「旦那のスーツは、安いもので十分」
と言っているのに、その同じ口で
「もっと稼いできてほしい」
という。
それはおかしいのだ。
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たしかに!そりゃそうだ!(笑)
もしも、あなたがだんなさまや彼氏のスタイリスト役をするなら
「VERY」のイケダン見るより
この本を読んでから、
洋服を選びに出かけたほうがいいかもしれません。
だんなが稼ぐ男だったら、あなたも嬉しいし。
ねっ!?
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