さっそく一部をご紹介したいと思います。
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見送りの時に「また遊びに来てくださいね」
と言う店員さんがいて違和感を感じます(^o^;
夫といつも顔を見合わせて
「別に遊びに来た訳じゃないのにね…」と思うのですが。
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ああ、これ、よく言われますねえ。
「お近くにお越しのさいはぜひお立ち寄りください」
と書かれた転居ハガキに似ています。
一度本当にお店におはじきを持っていって遊んでみようか、
などとひねくれたことを考えてしまいますが
大人なのでやりません。
お店のかたの本音はもちろんこうです。
「ぜひまた買いにきてくださいね」
けど、あまりにも直接的すぎてどうなのよ?
という気持ちが働き
「遊びに」という遠回しな表現に変わる。
言われる側にしてみると
「遊びに来たわけじゃないし、
別にあなたと友達じゃないんだから」
と、モヤっとした気持ちになるわけですよね。
お店に立つ側からすると
別の気持ちは
「買わなくてもいいから見るだけ見ていってください」です。
もしもあなたが何かのお店を開いたとして
だあれも入ってこない店だったら
しゅんとするじゃないですか。
買ってくれなくても、
商品を見てくれて認知してくれるだけで嬉しい。
お友達に
「新しい店できたみたいよ」
と話してくれるだけでも嬉しいんです。
そしてなにかのひょうしに
「ああ、あんな店があったわ」
と思い出してくれるだけでありがたい。
そんな感じです。
だって、まず認知してもらえなければ、
絶対に「買う」という行動には結びつかないからね。
服のお店ってなんだか敷居が高い
見るだけ見て買わないのは申し訳ない
と感じちゃう人も多いと思うんだけど
「見るだけ」はお店にとってすごくありがたいことなんだ
そう思うと、少し気軽になるんじゃないかしら。
とはいえ、「遊びにきてください」は
サービスを受ける側とサービスする側の
境界線をあいまいにし、
お客様を不快にする言葉かもしれません。
このブログの読者で
もし売る側の立場のかたがいらっしゃったら
「また来てね!買ってね!」
という自分軸な言葉じゃなくて
「このコートで暖かく過ごしてくださいね」
などの、またお店に来たくなっちゃうような
相手軸のほっこりワードを
工夫していただけたら嬉しいです!
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