さわりたくなる女っぷりはツヤ感で決まる



映画「マリアンヌ」をみてきました。

ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールが演じる

甘く切ないラブストーリーです。




ネタバレにならない程度にあらすじは・・・・

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第2次世界大戦下の1942年、

ケベック出身のカナダ人工作員のマックスは

モロッコにてフランス人工作員のマリアンヌと出会う。

2人で協力して、モロッコで開かれたパーティーに出席した

ナチス・ドイツの要人暗殺作戦を成功させ脱出した果て、

恋に落ちた2人は結婚する。

そして2人の間には子供も生まれ、生活は幸福に満ちていたが、

ある日マックスは呼び出しを受ける。

そこでマックスは思いもよらぬことを言われる。 

「君の妻マリアンヌに二重スパイの疑いがある。君の手で始末しろ」 ・・・

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この映画、

マリオン・コティヤールの

クラクラするような美貌もさることながら

彼女が着ていた衣装ドレスが素晴らしく、

かあちゃん目をうばわれっぱなし!

特に印象に残った衣装シーンをご紹介します。




<印象に残る衣装シーン その1>


カサブランカで夫婦になりすます2人が

屋上で語り合うシーン。

写真が暗くてよく見えないかも、ごめんなさい。

蝶々夫人のような、

サテンのフラワープリントのガウンドレスなんです。

モロッコのエキゾチックな街並みの中で

ひときわ艶っぽく印象的でした。


(写真は映画パンフレットよりお借りしました)


今春は「パジャマかしら?」と思うような

とろみと光沢のあるプリントシャツが出てるので

なんだか着てみたくなります。


↓写真の右のようなシャツ。

こちらは「IENA」のウィンドウです。




<印象に残る衣装シーン その2>


要人暗殺ミッションの前夜

砂漠の砂嵐のなかで、射撃テストをするシーン。

カーキのミリタリーシャツと

一面の砂漠とのコントラストがなんとも素敵。


ミリタリーシャツって、

本来は丈夫な硬いコットン生地で

でできているものだけど

彼女が着ていたのは、柔らかなシルクデシンかしら。

ブラッド・ピットの目を見つめながら

彼女が1こ1こ胸ボタンをはずすシーンなんか

もうドキドキしちゃったわ。






<印象に残る衣装シーン その3>

ミッションを終えた2人がロンドンに渡り

結婚式をあげるシーン。

たっぷりとドレープの入った

シンプルなアイスブルーのドレスと

小さなすずらんの花束を持った

美しく幸せな花嫁。



まだまだ紹介したい美しい衣装シーンが

たくさんあるのだけれけど

ネタばれになるからやめときます。(笑)



マリアンヌが着ていた衣装は、どれも

美しい光沢とツヤ感のあるものばかり。

派手な意匠をこらさなくても

素材・生地とシルエットが美しければ

それだけでもう十分、

というお手本だと思います。



つやつやしたなめらかな肌とか

柔らかい体のラインとか

男性が思わずさわりたくなるような

女性的な要素を

服で表すとこんな感じかもしれない。


そういう意味で、この映画のドレスは

究極の「愛され服」だと思います。

恋愛・婚活中のかたにも、参考になりそうよ。



人生にもう二度と

ラヴもロマンスもサスペンスも

おこりそうもないかあちゃんも、

美しいラブロマンスに浸りきって大泣きしたあと、

「おじさんっぽい服やモノトーンばかり着てちゃいかん!」

と反省させられたのでした。(笑)


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ワコモナミ

16年間のアパレル勤務後、フラワーアレンジやブーケの押し花を制作する(有)モナミアンドケイを立ち上げ起業。「DRESS」で『デキる女の決断クロゼット』他コラムを連載中。https://p-dress.jp/keyword/key_2765

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