「エステサロンや服の店では
実際より細く見えるように
わざとゆがんだ鏡が置いてある
って本当なの?」
と知人女性に聞かれました。
そういえばありますよね、
そんな都市伝説が。
中央部分が凹状になっていて、
細くうつるとかなんとか。
かあちゃんはそういった鏡を
服屋で見かけたことは一度もありません。
ひと昔前の小洒落たセレクトショップでは
たまに鏡が壁にぴったりついていなくて
壁に立てかけるように
角度をつけて置いてあるのをみかけたことはあります。
こう置かれると、若干下から映り込むことになるので
脚が長く見えるんですよね。
カメラを低い位置にかまえて撮影するのと同じこと。
震災の影響かもしれないけど
最近はこんな置き方をしているお店も見ないですね〜。
もし「この鏡おかしくない?!?」って思ったら、
正円の丸いもの(腕時計のフェイスとか500円玉とか)
をうつしてみるといいかも。
鏡が本当にゆがんでいれば、ゆがんでうつりますから。
「でも、でもね、
家の鏡よりも、お店の鏡で見たときの方が
きれいに見えた気がするのよ。
どうしてなのかしら?」
んー、それはきっと鏡の大きさと
ライティングのせいなんじゃないでしょうか。
服屋の鏡はかなり大きいので
自分以外に、周辺にディスプレイされている服や
商品を照らしているスポットが
ガラス什器に反射する光などが
一緒に映り込むことも多いです。
一方、あなたの家の姿見は
鏡いっぱいにあなたを映し出しますから
見え方はお店とはかなり違うわけです。
世の中の人は、たいていあなたのことを
至近距離のどアップで見ることはないわけで
どちらかと言えば、
服屋の大きな鏡に映った姿のほうが
他人目線から見たあなた、
と考えていいんじゃないでしょうか?
注意が必要なのは
試着室のライティングですね。
やけに暗かったり
蛍光灯のように青々した光だったり
下からの光だったり(←リサイタルかっ?!)
妙なライティングをしている店がたまにあります。
あと、ファストブランドにありがちだけど
試着室がすっごく狭くて後ろに下がれない、
なんてこともあるので
試着したら、恥ずかしくても試着室を出て
ちゃんと靴をはいて全身を鏡で写してみましょう。
そのとき、
自然光が入る窓の側に大きな鏡があれば
そこまで移動してみることをお勧めします。
色味も顔写りも、全身シルエットも
自然な状態でチェックできるはずだから。
そうそう、以前の記事で
家に置く姿見について書いたものがありますので
よろしければそちらもご参考に。
↑
これ、かあちゃんの部屋の姿見です。
というか、クロゼットの扉が全部鏡です。
施工会社さんにこれを依頼したときは
今より10歳以上若かったので
鏡を正視するのがツライお年頃になるとは
思わなんだあ〜。(笑)
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