昨日かあちゃんは健康診断に行きまして
待ち時間に「Precious」という雑誌をパラパラ。
かあちゃんがふだん買わないようなセレブ雑誌で
ダイヤモンドやら全身シャネルやらすごいコーデが満載。
あるページのモデルさんが着ている、
服、靴、バッグ、ジュエリー
1スタイリングのお値段を全部足してみたら
なんと、124,590,000円 でしたっ!!!!
あ、今「いちじゅうひゃくせん」って数字を数えた人
かあちゃんと同じ金銭感覚の人で安心したわ。(笑)
これをそのまま着る富裕層の人がいるんだなあ、とか
商品貸出してもらっている
出版社の方、スタイリストの方は
毎回、福岡の天神事件の
現金を持ち歩くビジネスマンみたいな心境だろうなあ、とか
いろいろ考えたら、めまいがしました。
健康診断の数値が悪かったら
「Precious」のせいよ。(←逆ギレ)
「高い服は本当にいい服なの?」
みんなが疑問に思うことだと思うけど、
かあちゃんは、そうは思いません。
まあジュエリーは別格だからおいといて
「Precious」のコーデをじっくり見ると
白いレースのブラウスだって
ローズピンクのスカートだって
似たようなものは
国産の手ごろなブランドでたくさん売ってます。
誤解を恐れずに言っちゃうと
服の値段のつけ方に「決まりはない」んです。
もちろん、生地代、付属品代、縫製代、
などの製造原価の他に
物流経費や人件費やもろもろ販管費がのっかって
服のお値段が決まるわけだけど、
それなら、
すごく大量に安く仕入れた生地でできた黒いパンツと
そうじゃないピンクのパンツが
同じブランドで
同じ9,800円で売られてるのっておかしいでしょ?
かあちゃんがアパレルで仕事してた時も
「OZ ○○」と「IND○○」
同じ縫製工場で同じ生地で作ったパンツが
かたや9,800円かたや12,800円
なんてことしょっちゅうでしたもの。
「なんとなくこのブランドだったら9,800円っしょ?」
って決められることがほとんどでしたし
当時はかあちゃんも
それを特別疑問にも思ってませんでした。
「この革はイタリアから直輸入で・・」とか
「羊から育てていて・・」とか
「インポートで・・」とか
いろいろ高そうな理由をつけているブランドもありますが
イタリアの牛は偉いんかい?
ガソリンみたいに、原油価格や為替レートが変わったら
値段安くするんかい?って話です。
もうひとつ、
服の値段が決まるのう一つの要素として
大量に作っているかどうか?
というのもあります。
服じゃなくても一緒だと思いますが
まったく同じ服でも少量のロットで作られた服は
当たり前ですがその分
1枚当たりのお値段は高くなります。
「高いからといっていい服とは限らない」
だから、私たちはお値段にまどわされず
お値ごろで、幸せになれる服を
きちんと見分けなきゃいけませんね。
それをみなさんと一緒に考えていくために、
かあちゃんせっせとブログ書いておりまーす!
てことで、
今日はZARAとH&Mの全身12,000円コーデ写真でした。
0コメント