ユニクロイネスはマダムのお手本

そろそろ涼しくなってきたので

ユニクロ銀座店で今年の「イネスドフラサンジュ」のコレクションを偵察。


イネスは元シャネルのアイコンとなったトップモデルで、

90年代からパリに自分のブランドを立ち上げ

成功している実業家でもあります。


「ツイードジャケット + シャツ + ストレートのデニム」

が変わらぬスタンダードスタイルで、

ふつうなのに粋なパリシックは

いつの時代も変わらない、マダムのお手本ですね。

画像出典:http://im.uniqlo.com/images/jp/pc/img/feature/uq/ines/women/140822-styling01-img01.png




こんな感じのジャケットが定番。

今日本で流行しているビックシルエットなんて、影も形もありません。

カチッとジャストサイズで着るジャケット、

まじめすぎないように、裏地に凝っていて

ちょこっと折り返してみせると、アクセントになるようになってます。

働く女性の通勤スタイルの参考になりますね!


こちらのジャケットは襟の裏がコーデュロイで

襟をちょい立てしてみせるようになってます。


ただ・・・残念なのは、素材が荒いこと。

ツイードの表面が、チクチク、ゴワゴワします。

ついでに言うなら、デニムも。

シルエットは素敵なんですが、ポリウレタン素材が一切入ってないので

硬くて、おなかとヒップが苦しい〜〜っ。

昔はみんなこんなふうだったのだけど、

最近の日本の、風合いと着心地が両立した服に

すっかり慣れた大人世代は

ちょっと着心地悪く感じてしまいそうです。




その代わり、ニットの良さは健在。


カシミヤのツインニット、

カーディガンの裾に細いパイピングがしてあって、

ボタンが同じ色のくるみボタン。

細いディティールに心配りがあるところがさすがです。

カシミヤクルーネックカーディガン(長袖)8,990円

カシミヤクルーネックセーター(半袖)5,990円


ユニクロHPの写真のようにこんなふうにパールを合わせて、

クラシックに着たら

きっとどんな年代の女性も素敵に見えると思います。



私が今回買ったのは、こちらのカシミヤポンチョ。

私はグレイを買いました

お値段12,900円は、ユニクロにしては相当お高いけど

これ、もし他のブランドだったら4〜5万はするのではないかしら?

肉厚でリッチなカシミヤです。

中にはタートルを着て、冬じゅう暖かく過ごせそうです。



イネスのインスタグラムはこちら→https://www.instagram.com/inesdelafressangeofficial/

パリシックなマダムスタイルのご参考に!



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ワコモナミ

16年間のアパレル勤務後、フラワーアレンジやブーケの押し花を制作する(有)モナミアンドケイを立ち上げ起業。「DRESS」で『デキる女の決断クロゼット』他コラムを連載中。https://p-dress.jp/keyword/key_2765

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