アラフィフに必要なのは、普通な服と普通じゃないアクセサリー

土曜深夜放送のTV番組「ノンママ白書」

鈴木保奈美、渡辺真起子、菊池桃子、

アラフォーの3人のファッションが、

突っ込みどころ満載でけっこう面白いです。


子供を持たない選択をした、アラフォー3人に

年代的にとても共感できるのだけれど

彼女たちのファッションを見ていると

「女は歳とったら引き算だ!」と痛感させられます。


3人とも、おしゃれなんだけど、

ちょっぴりやりすぎ、がんばりすぎ。

渡辺真起子のアクセサリーは大きすぎて凶器みたいだし

鈴木保奈美も

せっかくきれいなイエローのニットにスカーフ巻いているのに

さらにホワイトのキラキラした素材のMA1型ジャケットを重ねちゃったり。

「私、チカラ入ってます!」感が前面に出すぎると

なんだか重くなる。

それは3人の、

ちょっぴり肩に力が入りすぎなように見える生き方を表している気がして、

番組のスタイリストさん、ナカナカね!と

妙なところに感心してます。


私もそうなっていないかな?と、反省、反省。

(パンツ:エンフォルド、シャツ:フィガロ、トレンチコート:ROYALE)


アラフィフに必要なのは、やっぱり普通な服。

フリル、パール、大きな袖、など

デザインされすぎたものは、

なんだかもうすごく重く感じるお年頃です。


写真で着ているENFORDの9分丈のテーパードパンツは、

スリーシーズンどころか1年じゅう着れる素材なので、

お尻の生地がテカリはじめるくらい着倒してます。

ヒップ周りにゆとりがあって、足首まわりは細い。

足首が見えないと、足が太く見えるので、

9分丈の長さもちょうどいいです。

こういうなんでもないパンツが1本あると、相当助かります。

そして、トレンチコートもかれこれ5年ほど愛用中。


普通すぎる服ばかりで、もう少し盛りたくなるけど、

そこを抑えるのが、年相応なのかも・・・と思います。


ただし、普通な服を着て、靴もバッグも黒にしてしまうと

ただの「地味なおじさん」。

なので、アクセサリーだけは

上質で存在感のあるものを選びたいです。


私の場合は、

シルバーの太めバングルと、スタッズつきのフラットシューズ。


軽やかなおばさんを目指したい。

自分のことで手いっぱいでアップアップしている人ではなくて、

必要ならちょいと困ってる人のお手伝いもしてあげちゃうよ!

くらいな、余裕の雰囲気を漂わせたいものです。

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ワコモナミ

16年間のアパレル勤務後、フラワーアレンジやブーケの押し花を制作する(有)モナミアンドケイを立ち上げ起業。「DRESS」で『デキる女の決断クロゼット』他コラムを連載中。https://p-dress.jp/keyword/key_2765

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