Facebookやブログのかあちゃんのプロフィール写真が
ロングヘアのまま放置してあったので(←詐欺かっ!)
昨日、直近の写真にアップデイトしました。
ボブだった髪がどんどん短くなり
ほぼショートヘアになりつつあります。
かあちゃんの場合、
メインの服はパンツ、色もモノトーン中心で
パンツ+地味色+ショートヘア = ますますおっさん化
する傾向がありますので
今のショートヘアにしてからは
ネイルとリップだけは、パンチのある赤を効かせるようにしてます。
昔、かあちゃんがお花の先生のご指導を受けていた頃
こんなことをよく言われました。
「アンタ、何がいいたいのか全然わかんないのよっ」
花もアートも、
人の心を動かす素晴らしい作品には、必ず
「ここ見て!ポイント」があります。
例えば、ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
多くの人物が描かれていて、
ダンスパーティーの高揚感が伝わる絵ですが
すべては真ん中の2人の女性を描くため。
言うまでもなく、2人の女性がこの絵の「ここ見て!ポイント」です。
彼女たちのおしゃれしてきた様子や、紅潮した頬などから
人生を楽しもう!という明るさが伝わってきます。
相席の男子は、この女性2人をナンパ中?!
ルノワールは
「風景ならその中に入ってみたくなるような、
女性なら抱き締めたくなるような、そんな絵を描きたい。」
という趣旨の発言をよくしていたそうです。
確かに見る側は、楽しそうな中心の女性2人になった気分で
この絵を楽しむことができますね。
また、千利休は、当時とても珍しかった朝顔を咲かせ
その朝顔を愛でるために豊臣秀吉を招いで茶会を催した際、
茶室に活けたたった1本の朝顔以外、
他の朝顔すべてを切ってしまったそうです。
これも、唯一無二の「ここ見て!ポイント」をつくるためなんだと思います。
そしてアートと同様、
ファッションにも同様のことが言えるんじゃないかしら!と、
かあちゃんは思うんです。
今日クロゼット向上委員会で
一緒にお店を回ったIさん。
紺のコットンワンピは、とってもよくお似合いだと思うんですが
少々おとなしすぎて、あんまりクリエーターさんには見えない。
そこで、髪をサイドでゆるく三つ編みにして
ニットの帽子をかぶったのが、最初の写真です。
小面積ですが、ポイントを効かせた小物使いって、
ものすごく印象を変えると思いませんか?
こちらも、同じ45Rのニットワンピに
ロングカーディガンを合わせ
首元に、チェックの縮絨ウールのマフラーを
キュっと巻いてもらいました。
マフラー部分、指で隠して比較してみてね。
あるのとないのとでは、大違いですよね。
今回のコーディネートでは、
赤の帽子と、チェックのマフラーが「ここ見て!ポイント」です。
「ここ見て!ポイント」があるなしで
コーディネートの素敵さが決まると言っても
言い過ぎではないと思う。
もし予算5万で服を買おうとして
服が2万でおさまったとしたら、
残りの3万で、靴、帽子、アクセサリー、ストール、マフラー
などの小物を買うことを、かあちゃんはオススメします。
多くのかたが、残りの3万でもう一着服を買っちゃおうとするのよね。
でもコーディネートが不完全な服を2着持つよりも
小物まで完璧にコーディネートされた「自信の一式」を持つ方が
着こなしに迷うことがなくなる。
それに小物は、いろいろに使い回しができるので
1枚の服を何通りにも着れて
結果として、1枚の服を長く大切に着ることにつながります。
長い目で見れば、多くの服を持つよりも
お得感があるのではないでしょうか?
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