全身白黒のモノトーンでおしゃれな人って
素敵だなあと思います。
かあちゃんがかつていたファッション業界には
”白黒の達人”が大勢いて、
「どうして素敵なんだろう〜?」
といつも思ってました。
かあちゃんが真似して全身黒を着ると
なんだかホテルマンかシスターみたいでねえ。
でも長い間おしゃれな人をいろいろ研究して
ようやくコツがわかりました。
それは
「黒白でも素材をいろいろ混ぜるとおしゃれに見える」
つまり”異素材ミックス”が鍵ということです。
今日は、
の企画に応募してくださった、
のんめぐさんのブラックスカートの使い方について
考えてみたいと思います。
いつもワンパターンになってしまう・・・と
ご相談いただいた服はこちら。 ↓
お母様から譲られたブラックのロングスカートです。
いつもは左の写真のように
白のセータを合わせることが多いのだそう。
昔はお母様が入学式などに着ていて、
大好きなお洋服なんだそうです。
ベルベットとサテンの生地が
格子状に組み合わされている凝ったデザイン。
贅沢な素材で本当にきれいです。
このスカートがすでに「異素材ミックス」
だから1枚でも存在感があるのですね。
こうしたデリケートな素材は
シルクブラウスなどとあわせて
フォーマルに着るのも王道だと思いますが、
「もっと活躍させたい」とのことでしたので
今回はデイリーウェアとして
着る方法を考えてみますね!
まず、冒頭のモノトーンセオリーのように
異素材どうしで組み合わせてみましょう。
左はレザーあわせ、
右はニットあわせです。
黒も素材が違うと、
こんなに色が違って見えるんですよね〜。
これが全部同じ生地だったら
平坦でのっぺりしてしまうけど、
異素材を重ねると、陰影ができるので
なんか複雑なことをやっているように
見えちゃうんだと思います。
かあちゃんだったら、
このまま着ちゃうことが多いかも。
(こちらのスカートはかあちゃんの私物)
ただ、今年の春は「色を使う」のが主流なので
ベースは白黒のモノトーンにして
違和感がない程度に
色を部分使いしてみたいと思います。
肌なじみのいい
オレンジピンクのセーター(ユニクロ)と
フラットシューズ、
それと黒バッグのチェーン部分だけ
暖色をちょい足ししました。
足元が明るいだけで、
ぐっと春らしい雰囲気が出るかもしれません。
ここにさらに「寒色」を加えて。。とかすると
色合わせがむずかしくなるので
暖色1色に抑えます。
これなら白セーターのときと
そんなに違和感がないのでは?
次は、ピンクのセーターをブルーにチェンジ。
(これ、娘に借りた「ベルシュカ」のものです。1,990円!
ZARAやH&Mにならんで、掘り出し物あり)
やはり寒色は1箇所だけにしておきます。
ほかにあわせるのは
同じモノトーンでも「黒」ではなく
「白」「シルバー」「グレイ」。
無彩色の白から黒までのグラデーションの色です。
「黒白の濃淡」がつくことで
黒一色より軽さが出るし
なんだか複雑なことをしているように見えると思いませんか?
特にグレイは
チャコールグレイ、ライトグレイ
ものすごく種類が多いので
濃淡つけやすく色の差が深みになるのですよね。
ということで、まとめます。
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モノトーンを簡単におしゃれにする3ポイント
★異素材をミックスする
★無彩色の濃淡をつける(白〜グレイ〜シルバー〜黒)
★季節によっては、一箇所だけ「寒色」か「暖色」をプラスする
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今回お借りしたのんめぐさんのスカートみたいに
一枚のなかに異素材ミックスの黒スカートって
本当に便利だと思います。
ふつうだけどふつうじゃない、
こういう服が「基本グループ」にあるのとないのとでは
着こなしの幅がぜんぜん違う。
かあちゃんも探してみよう!と思いました。
のんめぐさん、貴重なお洋服をお借りし
ありがとうございました。
これからもこのスカートで
おしゃれを楽しんでくださいね!
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