ファッションの歴史とともに楽しむヴィンテージ

70歳の人気ブロガー

「madameH」さんのご著書

美しくてため息がでました〜。

デイリークローズから

旅の装い、家具やインテリアなど

どこを切り取っても

スタイリッシュで、ぶれない軸があり、

歳を重ねても変わらない

本質的な豊かさや美しさを

教えてくださっている気がします。


こういう雰囲気って

人マネや付け焼刃では絶対に出ないでしょうね。

ものづくに真摯に向き合いながら

長い時間かけて熟成したセンスが

本当に素晴らしいです。


この方を見ていると

ファッション業界にいたころ

ちょっぴり怖くて

でも近づきがたいほどオシャレでキレイだった

デザイナーの諸先輩がたを思い出します。


日本中の女性が

「歳をとるのも悪くないかも」

と勇気付けられるのではないでしょうか。




ご著書の中で

madameHさんがヴィンテージの

シャネルジャケットを着用されている写真が

登場するのですが

贅沢を言わせていただければ

ぜひヴィンテージの選び方のコツを

教えていただきたいです!


ジャケットやコートは

年代が違うと、肩が大きかったりして

どうしても古臭い感じがしてしまう。

madameHさんはおそらく

かなり補修をしてから

着用していらっしゃるのだと思いますが

ヴィンテージ慣れしていないと

どこをどう調整したらいいかわからないので。




古着大好きな私のお友達は

ヴィンテージもので一番注目するのは

そのブランドの代表的なデザインやアイテム

と言っていました。


例えばサンローランなら

60年代のモンドリアンルックや


70年代のスモーキングジャケット

代表的なデザインは

その時代を引っ張ってきた力強さがあるし

その後何度か復刻版として蘇っているので

生産された量が多く、

状態のいいものも多いので

狙い目なんだそうです。


サイズや型や金額の問題で服に手が出ない場合は

アイコニックなスカーフ、バッグ、アクセサリー

などがおすすめだそう。


時代の流れは大きなうねりで繰り返すので

今も洋服のデザイナーは

ヴィンテージからヒントを得ていることが多いし、

ビッグメゾンを任されたデザイナーは

必ず過去のアーカイブを参考にするといいますから。



ファッションの歴史に

ご興味あるかたは、この本などおすすめです。

ヴォーグ・ファッション100年史(リンダ・ワトソン)


1900年から9年ごとに時代が区切られ

時代背景やモードの流れが

絵と写真を使ってわかりやすく解説されています。



それから、以前このブログでもご紹介した

「アクセサリーミュージアム」

(ご紹介したのはこの記事↓)

ガイドブックにはのってない、中目黒おしゃれ散歩コース



圧倒的な量のコスチュームジュエリーをはじめ

家具や調度品、貴重な服やバッグなど

2,000点以上が展示されていて

その時代が持つ空気感が体感できます。


ファッションの歴史にちょっとふれて

予備知識を仕入れたあと

ヴィンテージショップを覗くというのも

楽しいかもしれません。



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ワコモナミ

16年間のアパレル勤務後、フラワーアレンジやブーケの押し花を制作する(有)モナミアンドケイを立ち上げ起業。「DRESS」で『デキる女の決断クロゼット』他コラムを連載中。https://p-dress.jp/keyword/key_2765

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