リカちゃんと歩むリアルモードの世界

松屋銀座で開催されている

誕生50周年記念「リカちゃん展」

に行ってきました。

(明日4月3日まで開催です)


リカちゃんというと思い出す遠い記憶。

少女時代、クリスマスプレゼントに

リカちゃんハウスをもらったのが嬉しくて

近所のお友達と遊んでいたら、

そこへ年下の女の子が

大きな「ミルクのみ人形」を持って遊びにきて

とてもじゃないけど

リカちゃんハウスに入らなかったので

「ゴジラが来た〜」と言って女の子を追い返し

その子のママに怒鳴り込まれたという思い出が。

我ながら大人気ないことをしたものだ、と

当時5歳だったかあちゃんは思ったのでした(笑)。



リカちゃん展の会場内で、

タカラトミーの当時の男性社員が

どのようにリカちゃんを誕生させたか、という

アニメーションが紹介されていました。


海外で流行っていた「ドールハウス」を

日本で広めたいけど

当時の人形のおもちゃといえば

人間の赤ちゃんくらいの大きさ。

それならドールハウスのサイズにあわせて

子供の手のひらにおさまるくらいの人形を作ろう、

というのが開発のきっかけだったそうです。

つまり、リカちゃんより

リカちゃんハウスが先だったということみたい。

当時としては画期的でした。

↑パンフレットより画像をお借りしました。



展示の約580体は

1967年当時の初代リカちゃんから

4代目リカちゃんまで。

どれも60年代以降のファッションを

そのままうつしとった感じです。

ツィギーのようなミニスカートあり

ガングロギャルあり。

女の子の体型の変化に合わせて

初代は5頭身くらいだったリカちゃんが、

現代は8頭身になっているのも

時代を反映していますね。


残念ながらほとんど写真撮影NGでしたが

ファッションブランドや企業との

コラボコーナーだけはOKでしたので

ご紹介します。



ジュンコシマダ × リカちゃん


Pridia × リカちゃん


エル × リカちゃん




マダムジョコンダ × リカちゃん



どれもリアルに着れそうですね。


変わったところでは、



スワロフスキー × リカちゃん


アキバ系 × リカちゃん

シュタイフ × リカちゃん




そして最近のリカちゃんハウスは

こんなにリアルですごいレベルでした!


別荘風ログハウス。

猫がいるところが、芸が細かい。


ハロウィンパーティー


ママチャリが、ちゃんと電動式。


実はファッション業界には

リカちゃんコレクターとバービーコレクターが

ものすごくたくさんいます。

みんな、小さい頃からの夢を

リカちゃんに育ててもらったのかもしれないですね。


かあちゃんはというと

リカちゃんママ(香山織江さん)の

細面で上品なマダム然としたところが大好きで

(自分のオートクチュールサロンを経営という設定でした)

大人になったら、ヤリ手の女実業家になり

フランス人の夫と結婚するのだと思っていました。


ま、人生いろいろです。(笑)



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ワコモナミ

16年間のアパレル勤務後、フラワーアレンジやブーケの押し花を制作する(有)モナミアンドケイを立ち上げ起業。「DRESS」で『デキる女の決断クロゼット』他コラムを連載中。https://p-dress.jp/keyword/key_2765

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