「抜き襟です!」
とCMで言っているわりには
GUもユニクロも、
ロングセラーの「フレンチリネンシャツ」の襟は
あんまりきれいに立ちません。
(フレンチリネンシャツの比較はこちらの記事をどうぞ)
ニットからシャツに着替える季節なので
今日は”シャツをチェックするときのポイント”
についてご紹介したいと思います。
GUとユニクロのリネンシャツは、
パターンがほぼ同じだと思うのですが
どちらも襟の作りが小さいです。
「Deuxieme Classe」と「GU」の
リネンシャツを比較してみると
・台襟の高さ(赤矢印)
「Deuxieme Classe」=32㎜
「GU」=25㎜
・襟幅(黄矢印)
「Deuxieme Classe」=65㎜
「GU」=50㎜
各1㎝ほど違うんですね。
もちろん、首が長い方と短い方、
着る人によって
ちょうどいい高さはそれぞれなのですが
今流行りの「抜き襟」というのは
第一ボタンを閉めて着るのでなく
第二ボタンまで開けて
後ろ身頃を後ろにぐっとひっぱり
首と襟の間に大きく空間を開けて着ることで
頭を小さく小顔に見せる
という効果を狙ったものです。
ところが台襟と襟羽がこじんまりしていると
襟を立てて襟を抜いたときに
ボリューム不足で迫力が出ない、
ってことになっちゃうわけです。
じゃあ、ユニクロ、GUのシャツがダメかというと
かあちゃんは全然そんなことないと思います。
襟にボリュームがあるタイプと
そうでないタイプ、着方を変えればよいのです。
例えばこちら。
シャツがGUで、パンツがウィムガゼットです。
このワイドパンツ、かなり太くてボリューム感たっぷり。
かあちゃんのシルエット分類で言うところの「太×長」です。
*シルエットについての記事はこちら
トップスとボトムスは
強弱をつけるほうがきれいですから
このボリュームボトムに合わせるシャツは
コンパクトな「細×短」でいいわけです。
だから襟がきれいに立たないGUでも十分。
逆に、ボトムスが
スリムパンツやタイトスカートだった場合
ボトムスにボリュームがないので
トップスで迫力を出したい。
こんなときは、襟でボリューム感が出せる
「Deuxieme Classe」タイプのほうが向いています。
あれ?
全然説明が終わらないので、
シャツ選びのポイント、明日に続きます!
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