若くてかわいいだけの女なんて

昨夜から販売再開した「スカーフバッグ」

今回もさっそくたくさんの方にご注文をいただき

本当にありがとうございます!!

今のところ、今日20時現在までに

ご注文いただいたかたすべてに

スカーフの送り先について

ご案内するメールを差し上げています。

万一、ご注文後24時間以上たっても

「届いていないよ?」

というかたがいらっしゃいましたら

monami-k@he.catv.ne.jp

までお知らせくださいませ。



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さて、今日は久しぶりにオススメ本の話題です。

「大人の女が美しい」長沢節



著者の長沢節氏は、

川久保玲氏や山本耀司氏などの

日本を代表するデザイナーや芸術家を数多く輩出し

今年の春に惜しまれつつ閉校した

「セツ・モードセミナー」という

ファッションイラスト専門学校の創始者です。


先生はすでに他界されていますが

骨太で面白いこの本は、

伝説のエッセイとして

今なお読み継がれているそうです。



「かわいい子ファッションからの脱皮」という章では


↓↓↓↓↓↓↓↓ 以下抜粋

『大人のエレガンスとは対極にあるかわいさの文化は

日本の土壌には一番適していて育ちやすいものなのである。

大人はいつもドブネズミ色の服を着ているだけなのに

その子供達がやれ竹の子族だのアイビーだのと

消費者としてあらん限りの自由を謳歌している世界が

いったいどこにあるだろうか』


『だってパリでは大人にならないと

おしゃれだって夜遊びだって

なんにもいいことは自由にできないからね。

日本と違って人間の自由もおしゃれも

あくまで大人社会の専売特許だから

スネカジリのうちはどんな金持ちの子弟でも

みんな地味で不自由。(中略)

日本のOLたちみたいに

ブランドもので身をかためたり

高いブティックのプレタポルテなんか着ていない』

↑↑↑↑↑↑↑↑





とにかく痛快です。

若い人におもねるようなそぶりは微塵もなく

年齢を重ねるごとに

エレガンスで知的な魅力が増していくための

「大人の女」論。





↓↓↓↓↓↓↓↓ 以下抜粋

「しかるべき店に入ったら入り口で立ち止まり

ボーイが迎えにきて席に案内されるまで

女王のごとく構えて絶対にそこを動いてはならない」


「かけ出す女は決してエレガントには見えない。

何事か?と振り返れば

それが横断歩道の信号が青になったからとか

バスがちょうど来たから早くとか

実にくだらないことでかけ出すわけなのだ。」

↑↑↑↑↑↑↑↑




はい、かあちゃん失格です。

黄色信号でふかします。

駆け込み乗車は危険ですがたまにやります。



反省しきりだけど

大人になってよかったじゃない?と思える一冊。

よろしかったら、ぜひ読んでみてください。



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ワコモナミ

16年間のアパレル勤務後、フラワーアレンジやブーケの押し花を制作する(有)モナミアンドケイを立ち上げ起業。「DRESS」で『デキる女の決断クロゼット』他コラムを連載中。https://p-dress.jp/keyword/key_2765

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