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2017秋シーズンの「VALENTINO」です。
中間色のトーンオントーンの配色が
すばらしく素敵で印象的でした。
「私って色のセンスがないんです」
というかたがたまにいらっしゃるのですが
色の感覚を磨くのに
すごくかんたんな方法があります。
「明度や彩度は理屈ではわかるよ。
でも実際、服の色を見分るのって難しい」
と思う方は多いように思うのですが、
そんなかたにはぜひ試していただきたい方法です。
ところで色の感覚というのは、
人によって、とても個人差があるようです。
かあちゃんは、ファッションと並行して
花と押し花の仕事をしているのですが
押し花は着彩の仕方で、
技術レベルがはっきりとわかります。
(着彩は押し花にしたままだと
色が褪せてくるため、ほどこすものです)
生徒さんの中にも
最初から色の感覚が優れているかたと
色の違いがあまりわからないかたとがいるのですが
あまりわからない人も、訓練するうちに
必ず色の微差を見分けられるようになる
ということを、この10数年の経験で学びました。
どうするかというと・・
「頭の中で絵の具を混ぜる」
です。
例えば、↓こんな感じの色の服があったとしますよね。
図工の時間に使った12色くらいの
絵の具のチューブの色を思い浮かべてみてね。
あの中に下の色はないはずです。
そうしたら絵の具のチューブの色(原色)に
どんな色を混ぜたら、この色になるだろう?
って考えます。
t
例えば一番左はじのピンク。
絵の具のチューブの赤と白をまぜてピンクを作っても
この色になりません。
(もっといちごミルクのような可愛い色になります)
で、何を足したらいいかというと「グレイ」です。
つまりほんの少量「黒」を加えると
こういったいわゆるペールトーンの
パステルになるわけですね。
上のように同類のカラーパレットの色同士は
とても相性がいいので、
服のコーディネートでも
もちろん合います。
同じベージュだから同系色コーデができると思ったら
微妙にダサい。。。
というのは、おそらく
グレイが強いベージュとと
イエローが強いベージュと
赤みが強いベージュとを一いっしょくた、
・・・みたいなことになってるかもしれません。
これ、頭の中で想像できるので
微妙な色の服を見たら
絵の具を頭の中で混ぜて
イメージしてみるだけなので
どなたでもかんたんにできます。
もし色に苦手意識があるかたがいたら
ぜひお試しになってみてください。
ところで、Webでよく使うHTMLカラーは
白は#FFFFFF のように
すべての色を
「#」の記号と6つの文字や数字で色を表すものですが
先日Webに強い男性と話をしていたら
色をすべて
数字とアルファベットで言い表していました。
ひょっとして男性には、
このほうが理解しやすいのかしら??
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