全身黒でも、なぜか華やかに見える人と地味に見える人の違い

かあちゃん花関係のお仕事で

ウェディング会場さんにお邪魔することが多く

そこで、ドレスアップした女性をたくさんお見かけします。


ご新婦が20代半ばくらいだと

ゲストの女性たちも、

カナリヤのようにカラフルなドレスで

あんまりかわいらしいので

見ているかあちゃんまで、

なんだか目を細めてしまうのだけれど、


これが30歳前後になってくると

ご祝儀疲れからか(笑)

黒いドレス姿の女性が急に増える気がします。

まあ、結婚式によばれる度に

ドレスを新調するのも、もったいないですしね。

何にでもあう黒で

たまにアクセサリーやインナーを変えて、

っていう選択肢になるのでしょう。



で、同じ黒っぽい服でも

すごく華やかに見える女性と

どう見ても葬式帰りに見えちゃう女性がいます。


↓葬式帰りパターン

出典:https://jp.pinterest.com/pin/287034176233113899/

クールで素敵ですけどね〜。

地味すぎて、ブレスレットが手錠に見える??

(ホントに手錠なのかな?コレ)



ドレスではありませんが

黒一色ですごく素敵に見えるコーデって

たとえばこんな感じです。


黒だけでこんなに素敵になれるのなら

もう黒だけでいいや!って思っちゃうほどシック。

出典:https://jp.pinterest.com/pin/287034176233114230/


黒一色なのになぜ

決して葬式帰りにならないのか?

その秘密は「異素材使い」にアリ!!です。


・起毛ウールのコート

・ローゲージのざっくりしたニット

・クールな輝きのレザーパンツとバッグ

・光を吸収するスエードのブーツ。


全部黒ですけど、

さまざまな素材をミックスしているために

複雑な陰影ができ、コーデに深みが出ます。

これ、同じ黒でも

素材によって光の反射の仕方が違うからです。

たいしたことしてなくても

凝ったコーデに見えちゃう。



こちらも、よく見ると

なんてことない黒コーデ。

出典:https://jp.pinterest.com/monamiwako/fashion-i-adore/


やはり上下異素材使いで、

少しパンチのある小物を組み合わせて

十分に大人っぽくて素敵です。



色が流行りの今年は

こんな組み合わせに、靴やバッグで

少量「バキッ!」と

グリーンやピンクやイエローを投入すれば

いつもの基本コーデに

少しのプラスアルファで

十分に今年っぽくなるのではないかしら〜?



夏になると、どうしても

コットンやリネンなど

上下同じ素材になりがち。

そのせいでコーデに起伏がなく

のっぺりさんに見えてしまう失敗が多い気がするので

もし黒一色、白一色が垢抜けないなあと思ったら

ぜひ「素材」を点検してみてくださいね!




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ワコモナミ

16年間のアパレル勤務後、フラワーアレンジやブーケの押し花を制作する(有)モナミアンドケイを立ち上げ起業。「DRESS」で『デキる女の決断クロゼット』他コラムを連載中。https://p-dress.jp/keyword/key_2765

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